THERMO TIMES
サーモタイムズ

熱可塑性接着シートはどうやって接着するの?



東海サーモ商品である熱可塑性接着シート「Fusec(フューゼック)」の接着方法についてご紹介いたします。

目次
1.熱可塑性接着シート「Fusec」とは?
2.接着方法~接着に必要なポイントとは?~

Image title

1.熱可塑性接着シート「Fusec」とは?
「Fusec(フューゼック)」とは、東海サーモが販売する熱可塑性接着シート(ホットメルトシート)のブランド名です。
熱可塑性接着シートとは、被接着材の間に挿入し、熱圧着できる「無溶剤型」の接着シートのことです。
「Fusec」での貼合加工は熱接着のため、溶剤を使用しないタイプになりますので、人や環境にやさしい素材としてご採用いただいています。
熱可塑性接着シート「Fusec(フューゼック)」
熱可塑性接着シート「Fusec」について詳しくはコチラから


2.接着方法~接着に必要なポイントとは?~
熱可塑性接着シートは、ローラープレス機や平板プレス機(フラットプレス機)などの接着プレス機を用い、接着を行います。
接着プレス機の条件には、「温度」「圧力」「時間」があります。
この3要素は、どれもかけてはいけない要素です。
Image title
【温度】
●ある温度以上になると接着剤が軟化し水あめ状になります。
●接着剤の種類によって接着性能をもつようになる温度が異なります。

【時間】
●プレス横の熱を接着剤に伝え、軟化、密着、潰透させるために必要な時間です。
●時間が短かすぎると接着剤が表地内部に十分浸透しません。

【圧力】
●接着剤と表地組織の繊維との密着性を高めプレス機の熱を接着剤に伝え、表地繊維の間隙に接着剤を浸透させます。
●均一で適正な圧力が接着性能の良否を左右します。

試験用の小型接着プレス機の作業の様子はコチラから確認いただけます。
<<ローラー(直線)プレス機 ハシマ製HP-600LFS>>

<<フラット(平)プレス機 ハシマ製HSP-1310>>

サンプル要望、テスト依頼など、お気軽にご相談ください。

【問合せ先】
東海サーモ株式会社
新規事業開発グループ
0584-81-8111



東海サーモ お問合せ
【関連ページ/記事はコチラ】
ボンディング・ラミネート加工
熱可塑性接着シート「Fusec(フューゼック)」とは?」
「熱可塑性接着シート Fusec使用例紹介 part1」
「熱可塑性接着シート Fusec使用例紹介 part2」

一覧に戻る