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熱可塑性接着シート Fusec使用例紹介 part1



今回は、熱可塑性接着シート Fusec(フューゼック)の使用例についてご紹介いたします。

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目次
1.熱可塑性接着シート「Fusec(フューゼック)」とは?
2.使用例 ~サポーター~
   ① UT1    ② UT8


1.熱可塑性接着シート「Fusec(フューゼック)」とは?
「Fusec(フューゼック)」とは、東海サーモが販売する熱可塑性接着シート(ホットメルトシート)のブランド名です。
熱可塑性接着シートとは、被接着材の間に挿入し、適正な温度(GL温度)・圧力・時間を加えることにより、接着ができるシートのことです。
熱可塑性接着シート「Fusec」についての詳しい説明はコチラからご確認ください。
熱可塑性接着シート「Fusec(フューゼック)」

2.使用例 ~サポーター~
実際にどのように使用されているのか、使用の一部をご紹介いたします。
東海サーモオリジナル商品であるFusecは、サポーター(肘・膝)/コルセットに使用する布帛や圧縮ウレタンなど
2種類以上の素材を片面接着または両面接着で貼り合わせ、単体では担うことができない新たな機能や価値を付与することができます。
熱可塑性接着シートFusec 使用事例 サポーター
サポーター(肘・膝)/コルセット向けには2種類のFusecをおすすめしております。

① UT1
融点:105-115℃
素材:ポリウレタン系
形状:ネット状
目付:38g/㎡
熱可塑性接着シートFusec ネットタイプ
UT1はポリウレタン系のホットメルトで、ネット状の形状に特徴のあるFusecです。
天然素材の綿やポリエステル/綿といった混紡の布帛や、ウレタンフォームなどに接着性があり、融点が比較的低いことから、取り扱いが容易です。
ネット形状の接着剤のため、風合いが柔らかく、通気性を阻害することはありません。


② UT8
融点:105-115℃
素材:ポリウレタン系
形状:ウェブ状
目付:20~80g/㎡
熱可塑性接着シートFusec ウェブタイプ
UT8はポリウレタン系ホットメルトで、ウェブ状のFusecです。
ポリエステルなど合繊系・綿や、ウレタンフォームなどに接着性があり、融点が比較的低いことから、取り扱いが容易です。
ウェブ形状の接着剤のため、接着剤のアタリが出にくく、生地に対する追従性が高く、目付のバリエーションが豊富なタイプです。

いずれのFusecも伸び率が高く追従することから、サポーター(肘・膝)/コルセット向けのみではなく2way生地などの貼り合せに向いています。
サンプル要望、テスト依頼など、お気軽にご相談ください。

【問合せ先】
東海サーモ株式会社
新規事業開発グループ
0584-81-8111



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