「大学時代に専攻した化学の知識を生かせる繊維業界」という軸で就職活動を行い、出会ったのが東海サーモ。興味の入口は衣料芯地のトップシェアメーカーであることでしたが、説明会や面接を重ねていく中で、自動車用天井材や寝具、レザーインテリアなど、幅広い分野に自社の技術で貢献していると知り、志望度がぐんぐん上がっていったのを覚えています。挑戦を大切にする会社の雰囲気も素敵だなと思いました。

現在は開発職として、染色レサイプ（調合データ）の作成業務を主に担当しています。染色の世界はとても奥が深く、素材や染料の組み合わせによって結果が微妙に変わるため、目標色を実現するためには地道なビーカー染試と検証が欠かせません。そこが難しいところなのですが、お客様にご満足いただき、量産に展開できた時は大きな達成感を味わえます。また、染色工程の生産性を向上させるための改善活動にも取り組んでいます。品質を維持しながら、いかに経済性を高めていくか。その課題に対しても、日々アイデアを練りながら試行錯誤しています。

入社前に期待したイメージ通り、東海サーモは「挑戦できる会社」でした。普段は一人で研究に没頭でき、困った時、相談したい時は経験豊富な上司からアドバイスやサポートをもらえる環境が魅力だと、私は感じています。この恵まれた環境で、楽しみながら挑戦を続けていきたいです。

大学2年次に留学したイギリスで、現地の方々に「日本製のものは品質がいいよね！」と言われたことがうれしくて、「技術力のあるモノづくり企業で、得意の英語を使う仕事がしたい」と考えるようになりました。就職活動中はたくさんの企業を訪問しましたが、その中で最も私の希望に合いそうと感じたのが東海サーモです。衣料芯地だけでなく、幅広い分野に製品を供給していること、そして工場見学時に製品を全量、目視で確認するなどして品質を守り続けている姿を見て感動し、入社を決めました。

私が担当している業務は、海外営業部門が業務をスムーズに進められるようサポートする、縁の下の力持ちと言ってもいいかもしれません。伝票処理、電話・メール・オンラインでのお問い合わせ対応、インボイスやパッキングリストといった輸出時に必要となる貿易書類の作成など、広範囲にわたります。日々同じような仕事に見えて、実は内容が異なり、臨機応変な行動力が求められますが、自分の工夫や働きかけがうまくいき、社内の方々のお役に立てた時はとてもうれしいです。

入社してみて感じる東海サーモにいいところは、人の温かさ。特に同じ営業事務の先輩はわからないこと、もっと知りたいことがあると、どんなに忙しくても手を止めて丁寧に教えてくださるので、安心して仕事を進めることができます。今後は仕事の幅をもっと広げ、翻訳業務などを通じて東海サーモのさらなるグローバル化に貢献できる人材を目指していきたいと思います。

私が東海サーモを選んだ理由は、衣料芯地でトップシェアを持つ地元の安定企業だと知ったから。しかも、アパレル業界にとどまらず、さまざまな分野で存在感を発揮していて、手がける製品のほとんどが開発からの一貫生産。そういうチャレンジングな企業姿勢に魅力を感じました。

入社後、染色機のオペレーターを経て、3年目に設備課へ異動。以来、生産設備の保守メンテナンスを担当しています。工場内のあらゆる部門から日々舞い込む機械トラブルの相談対応や修繕、点検、更新が主な業務。特に新しい機械を導入する際は、社内外の方とディスカッションを重ね、予算や納期を調整しながらベストな生産ラインを構築していくため、やりがいや達成感もひとしおです。私たちに任されている仕事の重要性を再認識します。

自分の仕事が東海サーモの技術力や信頼につながっている実感を日々味わいながらスキルアップしていく。その手応えが、自分にとってのモチベーションになっています。とはいえ、先輩方の熟練した職人技や「引き出しの多さ」にはまだまだ及びません。もっと経験を積み、設備系の資格取得にも挑戦して、いつか生産設備のエキスパートになるのが目標です。