THERMO TIMES
サーモタイムズ

接着できないときのポイントは?



東海サーモ商品である熱可塑性接着シート「Fusec(フューゼック)」のトラブル事例についてご紹介いたします。

目次
1.熱可塑性接着シート「Fusec」とは?
2.トラブル事例~接着不良~

Image title

1.熱可塑性接着シート「Fusec」とは?
「Fusec(フューゼック)」とは、東海サーモが販売する熱可塑性接着シート(ホットメルトシート)のブランド名です。
熱可塑性接着シートとは、被接着材の間に挿入し、熱圧着できる「無溶剤型」の接着シートのことです。
「Fusec」での貼合加工は熱接着のため、溶剤を使用しないタイプになりますので、人や環境にやさしい素材としてご採用いただいています。
熱可塑性接着シート「Fusec(フューゼック)」
熱可塑性接着シート「Fusec」について詳しくはコチラから


2.トラブル事例~接着不良~
①現象
接着後あるいは最終製品として使用後、接着した箇所が部分的あるいは全体的に剥離することがあります。
Image title
②原因
発生状況によって色々と考えられますが、
A 初期剥離強度不足
B 洗濯等による剥離強度の低下
が主な要因となります。



③対策
A 初期剥離強度不足
素材にあった適切な熱可塑性接着シートの品番を選定できていない可能性があります。
事前にプレス機(アイロン)などで確認を行いましょう。
また、適切な品番を選定していても、接着条件(温度/圧力/時間)が十分ではない場合、接着できていない可能性があります。
品番とプレス機の条件の確認を行いましょう。

<<接着方法はコチラから>>


B 洗濯等による剥離強度の低下
洗濯など消費によって剥離強度が低下することがあります。
品番によって、洗濯耐久性が異なるため、アイテムの必要耐久性を確認してください。



顧客様それぞれに適したFusecの提案、事前試験、サンプル提供などをさせていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

【問合せ先】
東海サーモ株式会社
新規事業開発グループ
0584-81-8111



東海サーモ お問合せ
【関連ページ/記事はコチラ】
ボンディング・ラミネート加工
熱可塑性接着シート「Fusec(フューゼック)」とは?」
「熱可塑性接着シート Fusec使用例紹介 part1」
「熱可塑性接着シート Fusec使用例紹介 part2」

一覧に戻る